胃X線(バリウム)検査
造影剤(バリウム)を飲んで、胃の形や粘膜の凸凹を見る検査です。バリウムと発泡剤という胃をふくらませる薬を飲んでいただき、検査台の上で体位変換しながら多方向からレントゲン撮影を行います。撮影後、下剤を飲む必要があります。
腸閉塞、消化管穿孔、バリウムの誤嚥など検査に伴う危険性があり、検査を安全に行うため各施設で安全基準があります。問診及び血圧で安全基準に入らない方はバリウム検査を受けられません。
当院では安全性から70歳以上の方バリウム検査は受け付けておりません。
胃カメラ検査
カメラを挿入して粘膜を直接観察します。凸凹のない平坦な病変でも色の変化で発見できるため「早期」のがんを診断できます。食道についても胃と同様に詳しく観察できます。鎮静剤を使用し、寝ている間に検査をすることもできます。必要時生検をして病理診断を行います(抗凝固剤を内服している方は検査と同時に生検をできないこともあります)。
当院では当日血圧の高い方については健診での胃カメラ検査は受けることができません。